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人もそうですが、舌には「味蕾」といって味を感じる部分が存在しています。
人には訳1万個近く味蕾があると言われているため私たちは、ごはんを美味しく食べることができますし、食べ物の味を楽しむことがきます。 しかし猫は人の10分の1ほどしか味蕾がないと言われており、なかなかグルメとは言いがたいかもしれません。
さらに「甘味」を感じる味蕾が欠如していますので、甘いという感覚がわかりません。 たまに、アイスが好きとか生クリームが好きという猫さんがいますし、オーナー様も「うちの子は甘いものが好きなんです」とおっしゃられることがありますが、実際は甘さを感じているのではなく、このような猫さんは脂肪分を好んでいると言われています。
逆に苦味や酸味に対してはとても鋭いと言われています。
ことわざで「三つ子の魂百まで」というものがあります。
これは小さい時に形成された性格は変わらない、といった意味ですが、似たような状況が猫の食生活にも当てはまります。 子猫時代に食べたものが大きくその後の食事の好みに関わってくると言われています。
ですので、将来療法食を食べる可能性や病気で食事を見直さなければならない場合を考えて、さまざまな療法食を子猫の時から食べさせる、といいとも考えられています。
*もちろん成長期ですので、ちゃんと栄養に偏りがなく成長期に合わせたごはんをしっかりあげることが大切です)
そうすることによっていざ必要になった時に、偏食せずスムーズに移行ができるというメリットがあるからです。 もし体調に問題ないようであれば、将来のことを考えて実施してみてもいいかもしれないですね。
猫には乳糖を分解する力がそもそも備わっていません。 そのため普通の牛乳をあげてしまうと下痢をしてしまいます。
もしミルクをあげたい場合はしっかり猫ちゃん用のものを選んであげるようにしてください。
人やわんちゃんは「炭水化物」、たとえばお米などがエネルギーの源となります。
しかし、猫は炭水化物ではなく、「タンパク質」が体のエネルギー源です。 基本的に「総合栄養食」と言われているキャットフードを主食であげている場合は大きな問題はありませんが、手作り食などを考えている飼い主さんは注意が必要です。
また猫は完全なる肉食動物なので、植物を消化するのも苦手です。 野菜はもちろん健康的ですし、いくつかの野菜は少量ならあげても問題になることは少ないですが、雑食ではないことをしっかり理解しておきましょう。
今回は猫さんの食事に関してのちょっとした雑学を少しご紹介させていただきました。 ぜひ何かのお役に立てたら幸いです。
このコラムを執筆したのは
獣医師 加藤桂子この獣医さんに診察してもらう
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