当サイト登録獣医師が解説!
AIMとは、Apoptosis Inhibitor of Macrophageの略で、体内の要らなくなったものを綺麗にする血中のタンパク質の一つです。
どのように働くかを簡単に説明すると、体にとっていらなくなったもの(死んでしまった細胞や炎症など)が出来ると、それにくっつくことで「これはいらないものだよ」というサインとなります。AIMが目印となって、掃除を担当するものたちがいらなくなったものをきちんと体から排除してくれます。
犬や人ではこのAIMがしっかり働くようですが、猫ではうまく働かないと考えられており、老廃物がうまく排除できないことが腎臓病を発症しやすくさせている原因だと考えられています。
今回猫用に承認を受けたAIM薬は「FeliAIM」と呼ばれ、AIM医学研究所の宮崎徹所長を中心に研究・開発が進められてきたようです。 また多くの猫のオーナーさんたちがサポートをしたようで、その協力もあり今回の大きな一歩になったようです。
筆者もSNSで、支援されたオーナーさんの投稿を見たことがありますが、腎臓病で亡くなったオーナーさんたちや実際に現在腎臓病と戦っている猫さんのオーナーさんたちが、自分たちには間に合わなかったとしても未来の猫さんたちのために、というその気持ちでサポートをされていて、胸があつくなりました。
実際の長期的な効果や副作用などの問題、コストなど金銭的な部分などはまだまだわからないところも多いのかなという筆者の印象です。 しかし大きな光となればいいなと感じてます。
筆者も獣医師としてもですが、猫さんの元飼い主としてもとても気になります。
ぜひ今後の動向も含めて新たな知見がわかり次第共有できたらと思っています。
このコラムを執筆したのは
獣医師 加藤桂子この獣医さんに診察してもらう
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