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獣医師になるためには、獣医学部獣医学科がある大学を卒業しなければなりません。
さらに「獣医師国家試験」に合格して、初めて獣医師になることができます。
日本には現在18校の獣医大学があります。
そのうち内訳は
になります。
獣医大学は一般的に「偏差値」が高く受験の倍率も高いため、なかなか入学するのが難しいと言われています。 これは全国的にみても獣医大学が少ないことも原因と考えられています。
さらに、私立大学は1学年の人数が多く募集人数が多いですが、学費が高く、逆に国立大学は、定員人数が少なく、学費が安いのが特徴です。
もちろん学費が安い国立大学へ進学できたら1番ですが、国立大学はより狭き門でありとても難しいです。
まずはこの第一関門である獣医大学の入学を突破することが重要です。
やはり偏差値が高いことから、獣医大学に進学する学生たちは優秀な子が多く、いい高校でそれなりの成績をとっている子が多い印象があります。
しかしお恥ずかしながら、筆者は正反対な学生でしたので、実際進路を決める時獣医の大学に進学したいと言ったところ、先生たちも含め周りから猛烈に反対され、「動物に関わる仕事って他にもあるんだよ」と専門学校を進められました。
今ではよくもまあ、夢を追う生徒にそんなこと言えるなと笑い話になっていますが、当時は「絶対獣医師になれる!」というすごい謎の自信があったので、説得も突っぱねて受験することにしました。
筆者の場合恵まれていたのは、家族がこの子は獣医師になれるはずだからと信じてくれて夢を応援してくれたことです。 先生にも「獣医大学を受験させます」と言ってくれました。
しかし、肝心の「頭」はもちろんついていかず、模試はいつもE判定。友達にも「Eなんてあるの?」と笑われました。 (余談ですが、筆者は日本史が大好きだったので、日本史だけはとてもいい点数をとっていました)
そこで頭では無理だと気づいた先生たちの優しさで、推薦枠の受験をすることになったのですが、当時の高校生なので、スカートは短い、ローファーは履き潰すなど推薦に選ばれる子たちとは正反対だったので、初日にめちゃくちゃ怒られたのを覚えています。
推薦の試験当日、母親と前泊したのですが母親のいびきのせいで一睡もできず、機嫌が悪いまま受験会場に行き、一応数学と英語のテストがあったのですが、いまさらみたところで何も変わらないだろう、と呑気にかまえ教科書は重いからと置いていき、周りの学生が一生懸命最後の追い込みをしている横で、音楽を爆音でイヤホンで聴きながら友達たちにもらったお菓子を食べていました。
テストはやはりわからないところがあり、マークシートだったので最後に問題を見ずに適当にマークした記憶があります....。 (今考えると非常に恥ずかしいです...)
そして試験が終わり、みんなが母親やご家族が迎えにきてる中いっこうに現れない母親を建物の外でずっと待っておりました。 たぶん1時間以上待っていたと思います。 イライラして泣きそうになっていた筆者の前に笑顔で現れた母親は、この短時間でまさかの友達を作ってカフェでお茶をしておりました....。
あとはみなさんご想像通り喧嘩して帰ったのをいまだに覚えています。
そして運のおかげで無事合格通知が届きました。 その結果筆者は子供の頃からの夢を叶えることができました。
本当に家族をはじめ周りの人たちのおかげだと思っています。
獣医大学は6年制です。
大学入学後は基本的な一般的な知識から獣医学までを6年間で学んでいきます。
座学だけではなく、年数を重ねると実習も多くなります。
筆者の時と違って今はカリキュラムもだいぶ変わり、欧米のような教育に近くなっています。 実際の動物を使う実習などはほぼなくなっていて、人形などを使ったものに変わっています。
また筆者の時はなかったのですが、今は4年生から5年生に上がる際には、いわゆる獣医師の「仮免」のようなテストがあります。 これに合格しなければ病院実習などに参加できなくなってしまいます。
そしてそれらの大変なカリキュラムをこなして、最後の卒業試験を受けます。 これに合格できないと「獣医師国家試験」を受験することができません。
卒業試験も受かり、かつ獣医師国家試験に合格して初めて獣医師と名乗ることができるようになるのです。
とても簡単なまとめになっていますので、もし興味がある方はしっかり自分の行きたい大学も含め確認されることをお勧めします。 筆者の恥ずかしい経験を恐縮ですが書かせていただきましたが、チャンスはどこにでも転がっています。もし獣医さんを志されてる方の助けになれたら幸いです。
このコラムを執筆したのは
獣医師 加藤桂子この獣医さんに診察してもらう
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